弁護士には、得意分野と不得意分野がある

弁護士資格は、国内の資格試験の中でも最難関といわれ、特に旧司法試験を突破した弁護士の数は非常に少なく、そういう試験問題を突破してきた弁護士は元来オールマイティーに法律を勉強しています。しかし、実際の弁護士事務所の業務となると話は別です。各事務所ごとに顧客や扱う案件には偏りがあるのです。医師にも、外科や内科がある様に、弁護士にも得意分野と不得意分野があるという事をまずは理解しましょう。たとえば、A弁護士は大手弁護士事務所にいて、日々の業務は大企業同士のM&Aの仕事です。法人相手で、商取引について専門知識や実務経験が豊富です。B弁護士は、地方都市で独立した小さな事務所を経営しており、よくある仕事は離婚相談の話です。A弁護士とB弁護士は同じ試験を経て弁護士資格を有し、弁護士業20年の実績ですが、その20年の間に培ったものが全く異なるのです。

あなたのニーズにあった弁護士を選ぼう

大手弁護士事務所で活躍するA弁護士は、都内の一等地のマンションに住み、書籍も多数出版、留学経験もあって定期的に法律セミナーを主催するなど、非常に華々しい印象です。一方の地方で小さな事務所を開設しているB弁護士は、地元で一目置かれる存在ではあるものの、A弁護士の様な派手さはなく、セミナーや書籍とは無縁です。扱う案件は、一般の人のトラブル、離婚や土地の問題などです。C弁護士は、マスコミに取材を受けたり、ホームページを華々しくしたりして、一事務所だけれども、行政事務所や各地の弁護士事務所と連携しています。C弁護士は業務範囲は幅広くなんでもできる様に広告していますが、実際のところは借金問題の専門家の様です。過払い金請求に詳しい様です。この様な場合、上記の3人の弁護士について、誰が優れていて、誰が劣っているとはいえません。ただ確かなのは、得意分野が全く違うという点です。もしも、不幸にもあなたが、隣人トラブルや家庭トラブルといった、良識ある人間同士のトラブルで困っているという事であれば、間違いなくB弁護士にお願いするべきでしょう。

得意分野だけではない、人柄や基本的スタンスも大事!

では、たとえば離婚問題になってしまったという様な場合に、専門性が同じB弁護士の様な人が複数いる場合はどの様に選んだらよいのでしょうか?それは、普段からその人柄を知っているのがベストですが、そうでない場合は、面談で話を聞いてみるほか、じっくりその周辺の活動を見てみるとわかると思います。個人の案件以外の仕事として、中小企業の顧問弁護士をしている場合もあれば、大企業の顧問弁護士として日々示談交渉をしている弁護士もいます。また、社会正義に強い関心をもって、勉強会やデモ活動などをしている人もいます。政治活動を両立させている人もいます。私生活でも、若く独身の場合もあれば、家族が沢山いる場合、離婚歴がある場合などもあります。一見、自分の抱えている問題とは全く無関係の事の様にも思えますが、それらのバックグラウンドに共感できる人であれば、抱えている問題への対処の仕方でも一致し、信頼していけるというものです。報酬に対する考え方も実際の活動も、各事務所によってバラつきがあります。見かけ上の着手金の安さだけで考えないで、その人柄というものを見極めてお願いしたいものです。

会社の法務に関わる相談を気軽に行えるように、顧問弁護士を活用する方法が存在します。会社の状況を把握してもらえるため、踏み込んだ相談も行えます。

Categories: 未分類

Comments are closed.